供試体墨だし作業

今回ご紹介致しますのは,実物大のPC桁供試体を対象にして行われました

シース位置および配筋状況の墨だし作業の様子であります.

我が研究室では従来より非破壊試験を用いたPCグラウトの

充填評価に関する研究を盛んに行なっておりますが,当然シースは

コンクリート中に埋まっている訳ですので

その位置を把握した上で充填評価をすることになります.

IMG_0558.JPG

電磁波レーダ法によるシース位置の墨だし状況です.コンクリートとシースとの

電気的性質の違いから位置情報を把握してマーキングしていきます.

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墨だし後です. 

シース位置が線引きされて表されています.

今後のシース内部のグラウト充填状況の評価状況につきましても

次回以降紹介いたしますのでご期待下さい.

 
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