電磁パルス法による供試体実験 |
2月に入り,いよいよ卒論の締め切りが近づいて参りました. さて,卒業論文の提出を控えた本研究室の4年生の 研究活動の様子を改めてご紹介いたしましょう. 今回は人一番使命感が強く,卒論執筆にも全力投球!B4平野くんの紹介です.
これは実験準備中のひとコマ. コンクリート中に埋め込まれた鉄筋およびコンクリートに伝わる弾性波の 伝播状況を評価するため,コンクリート表面にセンサを設置しています.
供試体には内部に鉄筋の破断部があるものとないものの2タイプあります. 実際に電磁パルス法によって電磁誘導の原理から内部の鉄筋を加振. 鉄筋の加振によって生じた弾性波をセンサで受信します.
コンクリート表面に設置したそれぞれのセンサにおける受信波形です. 波形から弾性波の伝播状況を評価し,その特性を充分に把握することで フープ筋曲げ加工部における鉄筋破断の検出につなげます. 実験データも蓄積され,あとは整理してまとめる段階.あと少し.頑張れ! |
< 前へ | 次へ > |
---|