旧三江線PC橋梁現場調査 |
10月末,JR西日本様のご協力のもとPCグラウトチームがPC橋梁の現場調査に行ってきましたので,その様子をご紹介します.
調査した橋梁は島根県にある旧三江線の第二沢谷川橋梁という,約50年ほど前に建設された橋梁でした.
はじめは島根県の山奥にある橋梁ということで,多少不安な部分もありましたが,自然豊かなのどかな場所で,調査に適した環境でした.
今回の現場調査では,チームで検討を進めている電磁パルス法を実際の橋梁に適用することを目的としていました.
また,B4の井村さんの卒論は今回の現場調査の内容になるため,主担当として様々な準備を着実に進め,調査に臨んでいました.
他のPCグラウトチームのメンバーも現場に赴くのは初めてで,自分たちが研究している手法がどのように現場に生かされているのかを体感することができました.また,実際の現場では実験室との環境の違いに苦戦することも多かったですが,上手く計測できるようチーム内で考えながら進めることができました.
1週間強の長い期間だったこともあり,長い時間をともにしたPCグラウトチームはより結束力が強まって帰ってくることができました.
今回の現場調査はチーム,個人としてもとても良い体験となりました.
今後の研究に大いに生かしていきたいですね.
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